武蔵野の草原に立つ

アイドルのライブへ行く趣味について徒然に。

推し以外の方について

突然ですが、このブログのタイトル「武蔵野の草原に立つ」は、古今和歌集の歌「紫の ひともとゆゑに 武蔵野の 草はみながら あはれとぞ見る」から取っています。「武蔵野に紫草が一本あるだけで、そこに生えている草はすべて愛しく見える」という意味から転じて、「愛しい人にまつわるものはすべて愛しい」という意味にもなるそうです。(諸説あり)

このようなタイトルを冠している通り、私は近頃、推しのユニットの他のメンバーさんも大好きになってきました。

もちろんキンブレなり身につけているものも推し色一択ですし、チケット予約で問われる「目当ての人」も当然、推しの名前です。推し以外のメンバーさんも、私が推しのファンであることをある程度ご存じかと思います。このような「単推し」の私ですが、正確には「単推し寄りの箱推し」なのだと思います。

時折、推しが出演しないお仕事にも、興味を惹かれれば伺うようになりました。推しのお仲間は私の名前を覚えていてくださることもあり、本当にありがたいことです。

このユニットの中で推しが一番好き、というのは自他ともに認めるところでありますけれど、推し以外の方に関しては、「二推し」「三推し」を作ることはしないようにしています。公言することはもちろん、人さまに次々と順位をつけることが失礼であるように思えるからです。

ですので、接触の機会がある場合は、推し以外の方には極力分け隔てなく接するようにしています。例えば握手会などで、「推し以外とは目を合わせない」「興味ない人は無視する」といった事例がありますけれど、これは大変失礼なことだと思います。例え相手が一番の推しではないとはいえ、握手していただけることが非常にありがたい存在であることを、忘れてはならないと思います。

それにお相手は、芸能人という別世界の方とはいえ、自分と同じ人間です。「あなたは私の中で、優先順位が低い」という態度を見せつけられて、傷つかない人はいないでしょう。話しかけていただける時は、彼らのお気遣いに感謝しつつ、彼らに失礼のないようにこちらも最大限の配慮をします。例えば、お二方が一緒に話しかけてくださった際は、どちらか一方だけと盛り上がる話はしないように心を配ったりもします。

推しを知ったおかげで、推しのお仲間にも出会えました。彼らからいただいたパワーもエネルギーもたくさんあります。推ししか興味がない、と突き放すよりは、推しを通して彼らと結ばれたご縁も大切にしていきたいと思います。