武蔵野の草原に立つ

アイドルのライブへ行く趣味について徒然に。

推し事に必要なお金

「推しにいくらかけてるの?」と聞かれることが多いです。その際の答えは、具体的な金額ではなく「あなたはどこを『推しにかけるお金』と認識しますか?」です。

というのも、一口に「推しにかけるお金」といっても、以下の四種類があると思うからです。

 

①お布施(献金ともいう)

…という名の、いわば「推しあるいは運営さんに直接入るお金」。ライブチケット代がこれに入ります。それからCDなどグッズ代も。調子に乗るとかなり高くつく部分です。

 

②チップ

と呼んでいる。要は、「①だけでは足りない!と思えるから払うお金」、具体的に言うと差し入れ代です。特に無銭イベントの時など、「無料で推しの姿を見てよいのだろうか、いや私としてはあってはならない」と思えるときに払います。こちらは「推しに高価すぎるプレゼント禁止」という規約がありますので、高くなりすぎるということはありません。

 

③必要経費

という名の自分メンテナンス代。お化粧品やお洋服など、「推しに恥をかかせてはならない」という思いから何かを購入するときに使うお金です。とはいえ、これは一概に定義できないものです。お化粧品は推しに会わない日でも使います。また、「推しが頑張ってるから私も頑張るファンでいたい!」と思って決行した「夏季ヨーロッパ留学資金」なんかも含めると実に恐ろしい金額になるのですが…

 

④本当の意味でのお布施

推しの健康と発展を祈願するときに使うお賽銭。文字通りのお布施ですね。もちろんお賽銭なので上記の三つに比べると微々たる金額なのですが、先ほど「災害に見舞われた推しの出身地への寄付」というかなり桁違いな要素が加わりました。せめてもの想いです、受け取ってください推しを育んだ大地…

 

日頃購入するもの(お洋服、アクセサリーなど)もすべて「いずれ推しの前につけていけるか?」を考えて選んでいるので、私の消費活動はすべて上記の四つのいずれかに当てはまるのかもしれません。推しにまったく関係のないものって何でしょう?日頃のお食事代とか?

多くのドルオタさんもこのようなお金の使い方をされていると思うので(④は色々な人に引かれるからないかも…)、今後ドルオタさんに「推しにいくらかけたのか」を問われる方は、これらの要素のうちどこまでを指すのかを明言してくださるとドルオタ側としては助かるのではないでしょうか。