武蔵野の草原に立つ

アイドルのライブへ行く趣味について徒然に。

差し入れ忘備録

推しに本格的に差し入れを始めて約一年になります。こちらも前の記事のプレゼント候補のように、忘備録といった形でまとめてみようかと思います。読者さまの参考になれば幸いです。

…ところでこれ、同担の方が読まれたら身バレする可能性が高い…というより推しが誰なのかはっきり分かりそう。どうぞ判明しても推しにはこんな気持ち悪いブログのことはご内密に。


・Noix de beurreのフィナンシェ
フィナンシェ、マドレーヌの類は本当に多いもの。ホロホロとした柔らかい製品が多い中、外はカリッと、中はふっくらとした独特な触感が気に入っています。バターの味もしっとり染み込んでいて、一つ食べただけでもたいへん満足感があります。賞味期限も長く、個包装されているため、その場で無理に召し上がっていただく必要もありません。

鶴屋吉信の涼菓「草の露」
暑い時期でしたので、見た目も涼しい琥珀羹を差し上げようと思いました。羊羹、琥珀羹というと切り分ける必要があるサイズのものが多いのですが、これは可愛い掌サイズですので、包丁を用意していただく必要もありません。餡は甘すぎない上品な味で、それを包む寒天が非常に涼やかな喉ごしです。
鶴屋吉信さんのありがたいところは、こうしたお菓子が一つから購入できることです。一つ自分で試食してみて、本当においしいものだと納得してから詰め合わせを購入することができます。

・L'Abeilleのマヌカハニーキャンディ
喉を使われるお仕事ですので、マヌカハニーを差し上げようと思いました。マヌカハニーは既にお持ちで、就寝前に一匙舐めてらっしゃるとのことです。その効果を推しが信頼されているからこそ、外出時に少しでも不調を感じた時や、レコーディングやライブの時も手軽に舐めていただきたいと思いました。そのために持ち歩けるキャンディタイプを選びました。一般人レベルの喉の使い方しかしていない私ですが、やはり舐めると喉がスッキリするような気もしましたし、声の通りもよくなったように思えました。それから、このマヌカハニーのお陰かは分かりませんが、この頃死人に間違われるレベルの低血圧が改善されました。

・有職のちまき寿司籠盛
正直かなりお値段は張りましたが、たいへんおめでたい節目だったため、祝い寿司を持参しました。おそらくファンを名乗る方のほとんどが足を運ぶライブでしょうし、その分甘いものもたくさん差し入れられるでしょうから、敢えてしょっぱいものを、と考えてお寿司をセレクトしました。
お味に関しては、筆舌に尽くしがたいものがあります。こんなにおいしいものを初めて頂いた、というのが率直な感想ですし、正直魂がどこぞへ飛んでいくかと思いました。これは皇族ご一家がお正月に必ず召し上がり、園遊会でも必ず振る舞われる由緒正しいお寿司とのことです。

・銀座新世界梵のビーフヘレカツサンド
芸能人御用達と言われるサンドイッチです。パンが軽くトーストされているため歯ごたえがよく、お肉が厚くてジューシーで、それでも一人前頂いても胃もたれすることはありません。形もやや小さめですので食べやすく、手や口元を汚すこともない点が魅力的です。また、冷めてもしっとりと味が染み込んでおいしさが増すため、いつ召し上がってもおいしく感じていただけると思います。


以上がもう既に差し入れたものですが、以下は今後差し入れたいと考えているものです。

・ホテルペニンシュラのマンゴープリン
マンゴーが実に濃厚で、それでいて喉ごしもよくあっさりしている点が魅力的です。喉を使うお仕事ですので、ライブで歌われた後に召し上がってくださったら嬉しいな、と思います。

鶴屋吉信の「木々の露」
鶴屋吉信さま再び。これはお湯を注ぐだけで完成するインスタントのお汁粉と葛湯のセットです。喉を使うお仕事をされる方はご自宅でエアコンを使うことがあまりできず、寒い思いをされているとか。推しもそのようなことを呟いていた記憶があります。その時に温まっていただけたらな、と思いました。つい昨日見つけたものですので、まだ試食をしていないのですが、老舗の商品ですので間違いはないかと思います。

・ツッカベッカライカヤヌマのクッキー
たまには原点回帰してクッキー。こちらも試食がまだなので感想は言えません。ですがたいへん評判のいい高級店ですし、無理して試食せずとも贈ってしまえると思います。他のファンの方々がしょっぱいものを差し入れるようなタイミングで差し入れられたらベストですね。

ダロワイヨのマロングラッセ
秋のイベントで差し上げられたらいいな、と思いつつ、そのイベントに行き損ねた結果いまだ贈れずじまいの一品です。お砂糖のコーティングが絶妙な甘さで、栗も大きくしっかりと味が染み込んでいて、マロングラッセを超えたマロングラッセ、芸術品の味を楽しむことができます。

・呼きつねのいなり寿司
ご飯系の差し入れで鉄板のいなり寿司ですが、このいなり寿司は一口サイズで食べやすく、お化粧が崩れる心配もないのだとか。歌舞伎役者さん御用達とのことですし、お揚げもお米も上品だという評判が非常に多いです。夏場には鰻入りなど期間限定の味が出るそうですので、狙い目はその時期でしょうか。

・炭火焼肉なかはらの和牛ヒレカツサンド
こちらもカツサンド。是非差し入れたいカツサンドです。じゃあなぜ梵のヘレカツサンドを差し入れたのか?というと、単純に予算の問題です。こちらの和牛ヒレカツサンド、さすがにメンバー全員に差し入れたら懐が痛すぎるというか、おそらく高価な贈り物をする要注意人物扱いされるでしょう。場合によってはスタッフさんに呼び出されるかもしれません。
ですのでこれは、もし推しが個人で何かお仕事をされることがあったら、真っ先に贈ると思います。

・地雷也の天むす
海老が大きくしっかりとした塩気があり、お米の甘さと上品に引き立てあっている一品です。一人前から大人数分まで選べるのがとても嬉しいところです。
…で、推しは海老アレルギーなんですよね…本当にこれおいしいのだけれど…(絶望)
私は他のメンバーさんも大好きですので、推しが出ないイベントや舞台があって、その日私も都合がついたら、この天むすを贈ろうかな、と思っております。


以上、長くなりましたが、何か参考になる点が僅かにでもあれば嬉しいです。一つ一つのエピソードを書くたびに、これらの品物を選んだときの興奮と歓びを追体験できました。今年はどんな差し入れを見つけることができるのでしょうか。今からとても楽しみです。