武蔵野の草原に立つ

アイドルのライブへ行く趣味について徒然に。

推しにアレンジ花を贈る(当日付近編)

やっとアレンジ花がお目見えしました。スタンド花のときほど時間はかけませんでしたし随分慣れた作業ではありましたが、それでも精一杯考えた案が形になるのは喜びも一入です。お花屋さんのセンスは素晴らしく、こちらの想像を遥かに超える作品を作ってくださいました。

今回贈ってみて思ったことは、楽屋花とは決して「スタンド花が贈れないから妥協して贈るもの」ではないということです。確かに箱のキャパや予算の都合により、スタンド花を断念して、せめても楽屋花を贈る方も多いと思います。しかし、楽屋花には楽屋花の良さがあり、「敢えて楽屋花を贈る」という選択も十分あるでしょう。

まず楽屋花のメリットは、決して仰々しくならないところです。もちろん華やかなスタンド花は十分ライブを盛り上げてくれますが、スタンド花がそもそも多く出ない会場や、分かりやすいお祝いの席ではない場合は、多少浮いてしまうことも否めません。また、そもそもお花を贈られることを想定していない場合は、スタンド花の取り扱いに苦労してしまうかもしれません。これからお花を出すときの基準として、「公式からお花のレギュレーションがあらかじめ出ていたらスタンド花、出ていない場合、あるいは推し以外に主役がいらっしゃる場合は楽屋花」にしていきたいと思います。

また、楽屋花は多くの時間を過ごされる楽屋に置かれることもあり、必然的に推しに長い時間眺めていただける、というメリットもあります。もっとも、楽屋花ですと言って搬入したのにロビーに置かれることもあり、これはケースバイケースですが…

最後に、楽屋花そのものはそこまで大きくならないことが多いため、持ち帰りやメンバーさん同士で分けるための解体が比較的簡単であることもメリットであると思います。既に何人かのメンバーさんがライブのお礼ブログを書かれていますが、中にはいくつかのお花を持ち帰り、ご自宅の花瓶に活けなおしてくださっている方もいらっしゃり、ありがたい限りです。また、彼らがアップしたお礼動画を拝見し、推しが私の楽屋花をずっと膝に抱えて映られている姿に気づいたときは、心から今回の個人で贈るお花企画に満足しました。

これから推しはますます多くのライブに出演され、お花を贈る機会も増えてくると思います。自分がこのようなものを贈りたい、という気持ちより、どのようなお花なら喜んでくださるか、最も効率よく楽しんでくださるかを念頭に置きつつ、お花を選んでいきたいと思います。